おばこの車窓から 由利高原鉄道の旅 その1 ― 2020年07月05日
細かな用事がいろいろとあり、キャンプに行けません。
そんな僕にも、ボーナスが出ました。いつも奥さんから1日30円のおこづかいをもらっているのですが、今回はボーナスの特別お小遣いをもらいました。
それで、ずーっとほしかった、トレッキングポール(激安の形だけの代物)をポチり、土曜日にスポーツ屋にザックとトレッキングシューズを買いに行ってきましたよ。
スポーツ屋でいきなり一目ぼれのザック(しかも特価!!)出会い、、さらに特価のコロンビアのトレッキングシューズ(これもアウトレットコーナーにあり)も即買いしました。
”せっかくザックを買ったんだから背負って歩きたいなー。でもいきなり山はだめだろうなー。まず、この腹何とかしろよ!!俺” なんて思っていたところ、由利高原鉄道一日乗り放題チケットが、通常1100円のところがコロナの補助金のおかげで、1日550円で買えることを知ったんです。これは乗らなくてはいけません。というとことでおばこ号に乗って、鳥海山ろく線の旅に出たわけです。
この鳥海山ろく線は羽後本荘駅から矢島駅をつなぐ単線ののんびりしたローカル線です。
その昔、東京から本荘に移り住んだ時、まだ小さかった長男が、このおばこ号を見て「バスだ絶対バスだ!!」と信じて疑わなかった、とってもかわいい電車です。
現在、駅舎工事中の羽後本荘駅で切符を買います。
無事に買えました。由利本荘市の予算がなくなるまで続くそうです。結構長い間OKっぽいですよ。
羽後本荘駅に利用者向けの駐車スペースが3か所ほどありました。
今回は1つ先の駅の薬師堂駅からスタートです。
鳥海山ろく線は基本ほとんどが無人駅です。駐車場もあります。
待合室の椅子もテンション上げます。
出発です。
乗った電車は1日に1往復している、”まごころ列車”でした。秋田おばこ姿のアテンダントさんが、社内放送や、パンフレットを配ってくれます。
パンフレットもらいました。
列車の先頭で前も見れますし、すぐ隣では運転手さんが運転しています。
乗ったばかりですが、鮎川駅で降りましょう。
この駅は由利本荘市の木のおもちゃ博物館の最寄り駅です。
クライドファウンディングで集まった資金で、こんなかわいい駅の待合室ができましたよ。
木のおもちゃ博物館への無料シャトルバスも出ています。
1日フリー乗車券なので、僕はここから曲沢駅まで約4kmほど歩きます。
いつも車で通る108号線に出ます。
おばこ号とすれ違ったりします。
あのパラソルは!!
秋田名物「ババヘラアイス」です。ババの妖艶な誘惑に抗えず、買ってしまいました。
ババヘラアイス。200円です。素朴でうまい。
曲沢駅がみえてきました。田んぼの真ん中にポツンと立つ無人駅です。
当然のごとく誰もいません。待合室は掃除が行き届いていてきれいです。
せっかくなんで、ホームに座って、自分で握ってきたおむずびを食べます。
塩ふりすぎてしょっぱい。でもおいしい。
一目ぼれして買ったザック。
少ししたら、列車がきました。
旅は続きます。
へばな。
おばこの車窓から 由利高原鉄道の旅 終点まで ― 2020年07月08日
鳥海山ろく線の旅、終点の矢島まで進んで進みましょう。
曲沢駅から再び列車に乗って、今度は西滝沢駅で降りてみます。
この駅はちょっとだけ立派な待合室のある駅です。
接してる108号線に出て、少し本荘方面にもどります。
少し歩いて子吉川を渡り、さらに少し歩くと
西滝沢水辺プラザがあります。西滝沢駅から徒歩10分くらいです。
ここは、スナックコーナーのような売店の100円スナックが有名らしく、多くの人が並んで購入していましたよ。僕はしょっぱいおむすびを食べたばかりだったので買いませんでしたが、ちらっと見た感じとてもおいしそうでした。
また、こんな自販機も
カップラーメンの自動販売機。こちらも食べたい!!
ぐっと我慢して、来た道を戻りましょう。西滝沢駅を通り過ぎて吉沢駅を目指します。
日頃の運動不足がたたって、足がつらいです。
頑張って歩いていくと、吉沢駅が見えてきました。
吉沢駅も田んぼの真ん中にあります。
駅の反対側を見ると、”埠頭”ならぬ”田んぼを渡る風”を見ることができますよ。
さわやかな風が吹いています。ラッキーなことに雨は降りませんでした。
吉沢駅です。この待合室も清掃が行き届いていてきれいです。びっくり!
またもやザックをパチリ。背中のところにスペースが開くようになっていて、背中の蒸れ知らずです。とてもいいんですが、小物ポケットが全くないので少し不便でした。
またまた、列車に乗り終点矢島駅を目指します。
トンネルがあります。
迫りくるトンネル感が怖い写真。
終点の矢島駅に着きました。
駅の外では、お世話になっているフォレスタ鳥海のお迎えバスが来ていました。
乗って行って風呂に入りたーい。しかし、時間が何ないので、すぐに帰らなければいけません。
魅力的なゆりてつグッズがあります。
また、矢島駅といえば、名物の
まつこ さんがいます。まつこの部屋もありますよ。冷たくておいしい桜茶を降り立った旅人にふるまってくれます。とても癒されるおかあさんです。
すごくおいしい。
ゆっくりできずに、帰りの列車に乗ります。矢島駅ではホームカフェがあり、おいしいコーヒーなども飲むことができます。
出発の時も、わざわざまつこさんが見送ってくれたり、ホームカフェの売り子さんも笑顔で手を振ってくれます。
アットホーム感がすごくて笑顔になります。
社内も飾り付けがされていていい雰囲気です。7月は七夕ですね。
由利高原鉄道も地方のローカル線で、他と同じく大きな赤字路線です。しかし、各駅のホームの待合室のきれいさが物語っているように、駅や車内においても職員の方々が乗る人を一生懸命楽しませてくれようとしている感がものすごく、いっきにファンになってしまいます。
僕もまた、改めて矢島駅のカフェにコーヒーを飲みに来ようと思います。
帰り道、途中の駅や景色の写真です。
このブログを見た方も由利本荘に来た際には是非乗ってみてほしいです。
そんなこんなで、今回の旅も終わりです。いろんな季節で楽しめそうですね。
へばな。
猛者を探しに ― 2020年07月12日
猛者(もさ):勇猛な人。優れた技量を持つ人。常人離れした行いをする人。
なかなかキャンプに行けなかったんですが、この週末はキャンプに行けそうだったんです。しかし、この天気。大雨の被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
こちら由利本荘も、被害が出る程ではないにしろ、特に土曜日は強い雨が降り、風も強く吹きました。2~3日前から天気予報とにらめっこしていたんですが、予報は悪いままでした。雨だけならば、一向に問題なく、むしろ時々は「雨音もまたよき。」なんて感じでキャンプに行くのですが、風が強いと一気に自粛ムードになってしまいます。
この土曜日も結構な風が吹いており、キャンプは泣く泣く諦めたのでした。その時、ふと思いました。もしかしたら、この雨風にも動じない”猛者”がいるかも・・・と。
...探しに行ってみました。
まずは、飛くずれキャンプ場です。
誰もいませんでした。ここで、ふと見慣れない看板を目にします。
ここは無料のキャンプ場で、管理人さんもいないし、今までは、勝手に来てキャンプして勝手に帰っていくところでした。新型コロナの影響でしょうが、これからはにかほ市に届けなくてはいけません。これはいい事だと思います。最近はいろんな人が来て、直火をして燃えカスをそのままにして行ったり、ゴミを残していったり、ちょっとひどかったしね。
土曜日に行った時も、芝がきれいに刈られてよく整備されていましたよ。
雨風が強かったので、またまた自分で握ったおにぎりを車で食べます。最近なぜか、自分お握りが流行りです。
次に向かったのは奈曽川河川公園です。
ここにも事前申し込みの看板が。さらに熊注意の看板も。
秋田では、どこに熊が出ても不思議でない状況になってきています。秋田県のホームページでは熊などの目撃情報をマップで見れます。去年などは、由利本荘やにかほでは海辺で目撃されたりしていました。今年はなんと、仁賀保高原キャンプ場のごく近く、キャンプ場に入っていく道のところに出没した模様です。仁賀保高原キャンプ場もとても怖い状況です。
話を戻しますが、ここにも猛者はいませんでした。
最後は仁賀保高原キャンプ場です。
山の上だけあって雨風はさらに激しいです。
やはり誰もいませんでした。(熊もいませんでした。)
...そりゃ、そうだろうな。何やってんだろ俺。なんて思いながら、家に帰りました。
ちなみに通り道の湖(?)。いつもは「水すくなっ!」っていうんですが、この日は水があふれんばかりにありました。
もう一度。
「飛くずれと奈曽川河川公園でキャンプの際には事前の連絡が必要になりましたよー。」ご注意を!!
---おまけ(最近の小ネタ)---
ギャランのシートをレカロのセミバケに替えました。これでロングトライブでもさらば腰痛。しかし、乗り降りがつらい。
サザエをいただいたので、家族分を焼きながら自分は宴会。おいしかった。
某コンビニのガラスにへばりついているアマガエルが異常に可愛かった。(苦手な方用にぼかしてます)
早く落ち着いた日々が戻りますように。
へばな。
撮ってきたよ~ぅ!!ネオワイズすい星 ― 2020年07月17日
ここ最近も天気予報のチェックしまくりでした。
こちら本荘にかほ地区は今日がとても良い天気。星空予報もokな感じ。
今日一日空を眺めては、雲来ないでー!! と祈っていました。
仕事が終わって、さっそく向かいましたよ。いつもの仁賀保高原。ここばっかり。
カメラをセットして、日暮れを待ちます。
ゆっくりと夜がやってきます。同時にあのお方もやってきます。北西の方角です。じっくり探しますよー。
んっ!!!
この方。
ネオワイズすい星さん。
会いたかった。
飛行機と一緒にパチリ。
風車と一緒にパチリ。
もういっちょう。
僕のヤフオクで3万円で買った、ショボいミラーレスではこれが精一杯(技術も無いしね)。頑張ったけどごめんなさい。
肉眼でも見れましたよ。なぜが涙が出そうになります。
皆さんも天気が良い日の入り後は北西の空を眺めてはいかがでしょうか?
宇宙ってすごい。
へばな。
何だかなー と思ったキャンプ ― 2020年07月21日
しばらくキャンプに行けていなあったのですが、前の土日は久しぶりにキャンプに行ってきました。場所はいつもの仁賀保高原キャンプ場。熊が出たといわれても気にしなーい。
なんて感じで予約の電話を入れたら、いつもの7番サイトはすでに予約済み。結構早いときに入れたのに、珍しいなー。 なんて思いながら
今回は違うサイトを予約しました。
早速の土曜日は曇り。天気予報では夜中から明け方にかけて雨予報でした。
なので、今回はテントなし。車で寝ましょう。ということでタープだけ張りました。
いつもと違った景色もいい感じです。
お向かいのサイトには、若い男性2人がいたのですが、デイキャンのようで、夕方に帰り支度。その時、新たな若いお兄ちゃん2人組がやってきました。どうやら、受付が閉まった時間で、とりあえず泊まって、明日、受付するようです。デイキャンの兄ちゃんがいなくなったお向かいのサイトに設営を始めました。それは、全く問題ない事だと思います。
少し早めの夕食をとり、
のんびり過ごします。
日が暮れて、夜の空気を満喫していたんですが。
うるせえ。若いお兄ちゃん2人組。
ずっと、音楽と大きな声での笑い声。12時を過ぎても1時近くになっても・・・。
こちら、車の中にいて、耳栓していても、笑い声が響いてきます。
隣のサイトのソロキャンさんは相当うるさいだろうな。なんて思います。
途中、何度かブチ切れそうになりながら、ガマン、ガマンです。
前の飛びくずれでも騒音被害がひどく、「音楽聞いてバカ騒ぎしたいだけなら家ですればいいに・・・。」なんて思っていたのを思い出します。今回の兄ちゃんたちも、一流メーカーの高価な道具をそろえているのに。マナーは売ってないのよね。
そんなこんなで寝不足の夜が明けます。天気予報も、予報が外れて朝でも雨が降っています
。
いつものように手抜きの朝食を食べ、雨が小降りになるのを待って撤収です。
いつものようにいい雰囲気なのですが...。うーん、眠い。
この土日の仁賀保高原キャンプ場も大勢の人で混んでいました。
グルキャンが多い中、ソロキャンで肩身が狭く、「申し訳ないねー」とこそこそとやっていたんですが、人が増えることにより、いろんな人が出てくるわけで...。
ソロだろうが、大人数だろうが、ほかの人に迷惑をかけるのはどうも。そりゃ、楽しいのはわかるけど。ね。
さすがにいろいろと考えなきゃいけないと思いました。
これからシーズン真っただ中にもなるし、少しキャンプから離れるのもありかも。
なんて。
悩み多き年頃です。
へばな。
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