北へ ~津軽旅~ ― 2026年03月07日
「ね、なぜ旅に出るの?」
「苦しいからさ」
-太宰治 『津軽』本編 冒頭より
-ワイ(風力2)の場合
「ね、なぜ旅に出るの?」
「いやぁ、別に。なんか暇だし・・。
家にいると猫に嚙まれるし・・・。」
・・うーん、恥の多い生涯を送っています。
ということで、「死ぬまでにしたい3,776のこと」の1つである、“龍飛崎に立つ”を実践してまいりました。
行くとなったら我慢できない。金曜日、会社が終わって、夕ご飯たべて、お風呂に入ったら早速出発です。
夜に出歩くの大好き。
下道をトコトコと走り、道の駅十三湖高原で仮眠します。
急ぐのはもう一つ訳があって、本日天気が荒れる予報なのです。10時くらいまではなんとか持ちそうなので、それまでに龍飛崎を堪能したい。
なかなか、眠れず。早めに起きてもう一走り。
青森はまだまだ雪がいっぱいありました。
目的地の龍飛崎が近づいてくると、風景が最高。
こんなとこ走ったり
こんなのあったり
僕の大好きな漁村、漁港が延々続いてる。最高にいい雰囲気。趣味の漁村・漁港写真が増えました。
そして、到着。
龍飛崎。
太宰治が『津軽』で「ここは本州の極地である。この部落を過ぎて路はない。あとは海に転げ落ちるばかりだ。」と言わしめた場所。
海の向こうには雲の隙間から北海道が見える。
天気はなんとか大丈夫だったが風が強い。
”風の岬”はよく言ったものだ。
噂に聞いてた爆音の歌碑。確かに爆音でした。うれしくてインスタにあげた。
ずっと来たかった龍飛。満足しました。
階段国道 339号(日本で唯一車が走れない国道)
帰り道。いろいろ寄り道。
なんだかあった、義経寺。源義経伝説と関係あるのかな?
急な階段を登ったところにあります。
そういえば、天気。風が強くて雨がバーっと振ったりしていたんですが、竜飛岬も義経寺も僕が車から降りるとパッと止んで陽が差してきて、車に戻るとバラバラと雨が降ってくるという不思議な体験をしました。きっとオイラ津軽に愛されているんだと思われます。
十三湖。
「人に捨てられた孤独の水たまりである。流れる雲も飛ぶ鳥の影も、この湖の面には写らぬというような感じだ」と『津軽』に記されている。
太宰治の生家。今は「斜陽館」として公開されています。
太宰治は「この父は、ひどく大きい家を建てた。風情も何も無い、ただ大きいのである。」と言ったが、ほんとにでかい。しかし、風情がないわけはなく、ものすごく豪華なお屋敷でした。
こんな家に生まれれば、まさしく人生の勝ち組。親ガチャ大成功なのに。
ビデオを見ながら、リンゴ風味の紅茶をいただく。
優雅な時間でした。
海側に出てもう少し寄り道して帰りましょう。
きくや商店。
”わさお”がいたお店ね。

焼きイカうまかった。
千畳敷。
そして、最後の訪問地。
不老ふ死温泉。
残念ながら、天気が超荒れていて海辺の露天風呂には入れませんでした。
しかし、少しは不老不死に近づいたかも。30000年くらいは生きられるか?
1,000年以上生きたら、断頭台のアウラにこう言ってやりたい。
「アウラ、お前の前にいるのは1,000年以上何もなさず、無駄にダラダラと生きたクソ人間だ。」
うーん、人間失格。
まあ、こんな感じで今回の津軽の旅は終わりです。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
最後に太宰治『津軽』の最後より。
「さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。」
へばな。

































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